「ミラノのサロン」と定義されているこのアーケードは、ドゥオモ広場とスカラ座広場につながっています。1865年から1877年にかけて建築家ジュゼッペ・メンゴーニにより建設され、中心部分が8角形の十字型をしています。屋根部分は、鉄とガラスで覆われており、ミラノの人々の伝統的な出会いの場となっています。また、1800年代における重要なミラノ建築の1つです。アーケードには、有名なカフェやレストラン、高級ホテルからファーストフード、そして高級ブランドの本店が数多く立ち並んでいます。モンテナポレオーネ通り(Via Montenapoleone)やスピーガ通り(Via della Spiga)とともに、ミラノ市民の高級ショッピング街の1つと考えられています。